高知龍馬空港で飛行機の乗客が預けた荷物から下着などを盗んだ疑いで、荷物の仕分け作業を担当していた29歳の男が逮捕されました。航空会社にはこれまでにも「荷物から物が無くなった」という問い合わせが複数よせられていて、警察は余罪があるとみて捜査しています。

逮捕されたのは航空代理事業を担うとさでん交通の社員 時久哲一(ときひさのりかず)容疑者(29)です。南国警察署の調べによりますと時久容疑者は今月2日の午前11時45分から午後1時40分までの間、南国市の高知龍馬空港で、飛行機に搭乗する50代の女性が預けたスーツケースから、下着など7点を盗んだ疑いが持たれています。

時久容疑者は空港内で乗客の荷物を仕分ける仕事をしていて、事件当日も作業をしていたといいます。休憩時間中、別の社員が、時久容疑者が乗客のスーツケースに触れていたのを目撃。ロッカーを調べると女性の下着など7点が見つかったということです。調べに対し時久容疑者は「私の犯行に間違いありません」と容疑を認める供述をしているということです。

航空会社には以前から、「預けた荷物から物がなくなっている」という問い合わせが複数あったということで警察は余罪があるとみて捜査しています。

社員の逮捕を受けとさでん交通は「社員の逮捕という事実は確認できた。詳細が分かるまでコメントは控えたい」としています。

テレビ高知
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