東京都が低所得世帯に無料配布したお米をめぐり、都への感謝の声も多く聞かれる一方で、「転売」や「他人への譲渡」という“流用”が行われている実態を取材した。
利用する際に、希望がかなわずお米が大量に届いた世帯ではお米が余る状況が生まれていた。
取材に応じてくれた70代の女性のこの日食卓にはアジフライとご飯だけが並んでいた。

――これがもらったお米で炊いたご飯ですか?
“おこめクーポン事業”70代女性利用者:
そう。

――味はどうですか?
“おこめクーポン事業”70代女性利用者:
をちょっと多く入れれば食べられないこともない。

イット!が取材したのは、食品など物価の高騰で“食卓の貧困”にあえぐ高齢者だ。
しかし…

70代女性利用者:
朝・夜・朝・夜かな。(これが)4食分。
小食ということもあって、おかずはなくとも、お米だけは余っているという。

東京都が、低所得世帯を対象に行った「おこめクーポン事業」を利用していたのだ。

この都が無料配布したお米をめぐっては転売が横行していた。
東京都も問題視している。

また追跡取材すると別の問題も生じていた。


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2023年10月5日 木曜 午後0:00
https://www.fnn.jp/articles/-/596155