ウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使は13日、都内のウクライナ大使館で読売新聞の取材に応じた。イスラム主義組織ハマスのイスラエルへの攻撃を受け、米欧によるウクライナ向け支援に支障が出るとの懸念が一部で出ていることに関し、「世界の主要なパートナーから明確な確約を得ている。支援はいかなる変更もなく維持されるだろう」と強調した。
 コルスンスキー氏は「イスラエル軍は非常に強力だ。支援は必要だが、彼らは自分たちでこの問題に対処するための装備を十分に備えている」とも語り、ロシアの侵略を受けるウクライナ支援を引き続き、重視するよう暗に呼びかけた。
 日本のウクライナ支援については「露軍による無人機やミサイル攻撃に対する防空装置の供与を期待している」と述べ、踏み込んだ支援に期待感を表明した。

読売新聞

https://news.yahoo.co.jp/articles/80a792034f3c362afcf3478a9e49564d427fdbb1