イスラエルでネタニヤフ首相の上級顧問を務めるマーク・レゲブ氏が、16日、NHKの取材に応じ、「市民の犠牲が出ない保証はないが、そこに市民がいるからといって、ハマスのテロ攻撃を不問にすることはできない」と述べ、軍事作戦を行う上では、住民の犠牲は避けられないという認識を示しました。

レゲブ氏は、イスラエル政府の報道官や、駐英大使などを歴任し、現在はネタニヤフ首相の上級顧問を務めています。

今後の軍事作戦の詳細については言及しないとした一方「われわれの目標はハマスを解体し、ハマスによるガザ地区の支配を終わらせることだ。そうでなければ、いつかまた国民を危険にさらすことになる」と述べて、地上侵攻を含む大規模な軍事作戦の重要性を強調しました。

ガザ地区の住民や人質の安全確保について、「退避の通告などあらゆる努力をする。イスラエルはガザ地区の市民を標的にはしていないし、犠牲は避けたいと考えている。ただハマスは市民を『人間の盾』にして、その後ろに隠れている。武力衝突では常に市民の犠牲を伴うことも理解している。市民の犠牲が出ない保証はないが、そこに市民がいるからといって、ハマスのテロ攻撃を不問にすることはできない」と述べ、軍事作戦を行う上で、住民の犠牲は避けられないという認識を示しました。

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NHK 2023年10月17日 8時51分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231017/k10014227381000.html
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