※2023年10月20日 16時44分
NHK

秋田県内ではクマが食べ物を求めて市街地にまで出没し、人への被害が相次いでいますが、NHKが秋田市内の栗の木に向けて設置したカメラには今月16日、ほぼ一日中、木に登ったり、栗を食べたりするクマの姿が写っていました。秋田県は、収穫しない栗や柿の木は伐採するなど被害を防ぐ対策を進めるよう呼びかけています。

NHKは、地元の写真家とともに秋田市内の住宅から50メートルほどの場所にある栗の木に向けて許可を得てカメラを設置したところ、今月16日の午前3時すぎからクマの姿が写り始めました。

その後、正午以降にはクマが頻繁に姿を現すようになり、栗をくわえて木を下りたり、栗を食べたりする様子が確認できました。

この日の午後はクマが1時間以上写らない時間帯はほとんどなく、ほぼ一日中、クマが栗の木や周辺に居残っていました。

また、日付が変わった17日午前0時50分ごろには、カメラに気付いた様子のクマがレンズのすぐ近くでにおいを嗅ぐ姿が大きく写っています。

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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231020/k10014232031000.html