※FNNプライムオンライン
2023年10月20日 金曜 午後8:42

20日午後に開かれた臨時国会の開会式で前代未聞の展開があり、天皇陛下も困惑される一幕があった。

額賀福志郎新衆院議長:
おのおの最善を尽くしてその任務を遂行し国民の信託に応えようとするものであります。

額賀新衆院議長が前代未聞の行動
体調不良を理由に辞任した細田博之前衆院議長に代わり、新たに議長に就任した額賀福志郎衆院議長。

天皇陛下が見守る中、式辞を読み上げたが、本来であれば式辞の文書を持って演壇から退出するはずが、なぜか天皇陛下のもとへ向かい、自分が読み上げた式辞を手渡した。

2023年1月に行われた国会開会式と比べても、細田前衆院議長は式辞を読み終えたあと、演壇からそのまま退出している一方で、額賀議長は天皇陛下の方へと歩みを進めている。

額賀氏が近寄ってくると、天皇陛下は横にいた側近のほうを確認し、そして、もう一度側近のほうを確認して文書を受け取られた。陛下は笑顔で額賀衆院議長が去っていく様子を見守られた。

一連の額賀衆院議長の段取りミスについて、フジテレビ政治部の高田圭太デスクは「今回の額賀議長の行動は、私も長年国会を取材していますけれども、本当に前代未聞の行動でして、ただそれを見守られる天皇陛下の笑顔というのも非常に印象的でした」と解説した。

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https://www.fnn.jp/articles/-/603887