「女性の権利を侵害」最高裁の性別変更決定に市民団体が異議 - 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20231026-XF25QY3V2NN6BDFYAN4Y6OEAO4/

2023/10/26 16:11

  性同一性障害の人が戸籍上の性別を変更する際に生殖能力をなくす手術が必要とする性同一性障害特例法の規定について、最高裁が「違憲」とする決定を出したことに対し、市民団体「女性の定義を守る会」が27日、東京都内で記者会見を開き、「女性の権利を侵害するものであり、受け入れられない」と訴えた。

 性同一性障害特例法では、性別変更の要件として手術のほかに医師の診断や18歳以上であることなど複数の要件が設けられている。女性の定義を守る会の青谷ゆかり代表は「(最高裁の)判断を皮切りに要件がじわじわと減っていき、最終的には自己認識のみで性別を変えられるようになるのではないか」と危機感を示した。

 裁判官のうち女性が2人にとどまることにも触れ、「公衆浴場や公衆トイレなどで怖いと感じる女性の意見が十分に反映されておらず、あまりに一方的な判決だと思う」と述べた。

 また、「性同一性障害の人を差別する意図はなく、内心は完全に自由だ。ただ、外部行為となって表れるとき、権利を侵害される人が出てくることにも国は配慮すべきだ」と強調した。

(略)

 この日の記者会見には、同会のメンバーが複数人出席したが、青谷氏以外は匿名を希望。同会の活動に反対する団体による妨害活動を懸念したという。実際、今月同会メンバーがデモを実施した際には、参加者が何者かに付きまとわれたり、無断で動画を撮影されたりした。デモを取材中の産経新聞記者に対する暴言も確認されている。

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