財務省が16日発表した10月の貿易統計速報では、米国向け輸出額が前年同月に比べ8.4%増の1兆9286億円となり、
過去最高だった。半導体不足の緩和で自動車が伸びた。
他方、中国向けは11カ月連続で前年同月を割り込み、輸出全体は1.6%増の9兆1470億円にとどまった。

中国向け輸出額は1兆6512億円で4%の減少だった。半導体などの電子部品や鉄鋼が落ち込んだ。
対中輸出額の前年同月からの減少幅は縮小傾向にあるものの、マイナスは11カ月連続だ。
同国の景気回復は緩やかなペースにとどまっている。

以下ソース
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA1612O0W3A111C2000000/