20日午後6時半ごろ、兵庫県西宮市高木西町で、通行人から「白い粉をまきながら歩いている人がいる。外国人のようだ」と警察に通報があり、県警西宮署の警察官や、防護服を着た同市消防局の消防隊員らが現場に駆け付けた。同50分ごろから約2時間にわたり、付近の東西約120メートル、南北約20メートルのエリアで通行規制を実施し、周辺住民に出歩かないよう呼びかけた。

市消防局によると、大型の活動支援車も現場に出動。歩道や植え込みなど50〜60カ所に白い粉がまかれているのを確認し、回収した。防護服を着用した消防隊員が測定器で粉末を分析した結果、午後8時半すぎに「98%の確率で小麦粉」と判明した。体調不良を訴えた人はいなかったという。

神戸新聞 2023/11/20 23:36
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202311/0017050041.shtml