【イスタンブール時事】トルコのエルドアン大統領は、イスラエルと交戦するイスラム組織ハマスについて、「排除や破壊は現実的なシナリオではない」と述べ、パレスチナ自治区ガザでの統治を認めず壊滅を目指すイスラエルや米国に反対する姿勢を強調した。大統領府が2日発表した。

 エルドアン氏は、訪問先のアラブ首長国連邦(UAE)からの帰途に記者団に対し、ガザでの戦闘休止を「平和をもたらす好機だった」と指摘。「イスラエルの非妥協的な態度で当面(機は)失われてしまった」と戦闘再開を非難した上で、「ネタニヤフ(イスラエル首相)が犯した虐殺は歴史の汚点であり、彼を無条件に支援する国々にも残る」と語った。

12/2(土) 22:44配信
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