12月23日、北海道喜茂別町の国道で走行中の乗用車からタイヤ1本が外れる事故がありました。

23日午後1時40分ごろ、喜茂別町中里の国道276号線で、走行中の乗用車から助手席側後ろのタイヤ1本が外れました。タイヤは脱落したはずみで転がり、道路脇に積もっていた雪に突っ込み止まりました。
この事故によるケガ人や建物の被害はありません。

警察によりますと事故の前、運転手の男性が走行中に通常より滑ることに違和感を覚え、減速したところ突然後ろのタイヤが脱落したということです。

乗用車は数十メートル走ったところで止まり、車体が傾いた状態で路肩に停車しました。タイヤをつなぎ留める「ナット」4つすべてが外れた状態で、ナットは現場周辺で見つかりませんでした。
警察はナットの緩みがタイヤ脱落の原因だとみています。

乗用車は男性が借りたレンタカーで、函館市へ観光に向かう途中でした。

警察は約100キロメートル走行したあとにはタイヤの「増し締め」をするよう呼びかけています。

UHB
2023年12月24日10:00
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