※12/24(日) 16:18配信
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 12月20日に発覚したダイハツ工業の車両認証試験の不正問題。不正は1989年からおこなわれており、64車種、174件が対象となることが発表された。現在、ダイハツは生産中の全車種の出荷を停止している。

 ダイハツの親会社であるトヨタの中嶋裕樹副社長は、同日の記者会見で、「(トヨタへの)供給が増えたことが現場の負担になっていた」と述べており、SNSでは、トヨタにも批判の声が集まっている。

《親会社のトヨタが日野自動車やダイハツの不祥事について他人事のように語るのと、自民党が派閥の不祥事について他人事のように語るのはよく似ているなと思った》

《現場は上の方から追い詰められ、追い詰めてる上の方もまたいっぱいいっぱいという、誰もが何の得もせず苦しんだ末の不正というのが救いようが無いね》

 ここで思い出されるのが、2023年3月に発覚した、日野自動車によるエンジン燃費試験での不正だ。当時、日野はトヨタの子会社だった。同時期には、トヨタグループの本家にあたる豊田自動織機で、フォークリフト向けエンジンの不正認証が発覚。

 さらに、12月20日には、北米トヨタでエアバッグのセンサーに不具合が見つかり、100万台リコールとなっている。

 なぜトヨタグループで、こうした不正が続発するのか。

「トヨタが効率的にクルマを作るため改善してきた “トヨタ方式” についていけない部分があったのではないか」と話すのは、あるモータージャーナリストだ。

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