「きれいすぎる調書を、目の前で破って捨てたこともある。調書は汚くてもいい、整合性の無いものでもいい。なぜなら、真剣勝負で対峙した容疑者が納得して署名するものが本当の調書だからだ。それを口が酸っぱくなるほど注意してきた」
新妻正平警視、警視庁刑事部捜査1課第2強行犯係担当管理官(後に捜査1課理事官警視正で退職。)