低品質なNANDフラッシュメモリが出回りUSBメモリとmicroSDカードの品質が下がっているという報告 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20240207-usb-stick-decline-quality/

2024年02月07日 21時00分

ドイツのデータ復旧会社であるCBLが、microSDカードやUSBメモリの品質が低下しているという調査結果を発表しました。その原因はメーカーが品質管理の段階で廃棄したNANDフラッシュメモリが横流しされ、流用されているケースが増えているからだとのことです。

Unzuverlässige Flash-Speicher - CBL Datenrettung
https://www.cbltech.de/pressezentrum/unzuverlaessige-flash-speicher

Report reveals decline in quality of USB sticks and microSD Cards | TechSpot
https://www.techspot.com/news/101774-report-reveals-decline-quality-usb-sticks-microsd-cards.html

CBLによると、ハイニックスやSamsung、SanDiskなどといった信頼性の高いメーカーから、品質管理に失敗したNANDフラッシュメモリが転売され、再利用されているケースが増えているとのこと。こうしたNANDフラッシュメモリは使用可能ではあるものの、メモリの記憶容量は当初よりも減ってしまっているそうです。

CBLのマネージングディレクターであるコンラッド・ハイニッケ氏は「2023年に不良品のUSBメモリを分解したところ、容量が減少し、メーカーのロゴが削除された粗悪なNANDフラッシュメモリが驚くほどたくさん見つかりました」と報告しています。


以下はUSBメモリとそれに搭載されていたNANDフラッシュメモリの写真で、(略)

※全文はソースで。