覚醒剤とコカインを飲み込んだまま密輸しようとして死亡したイスラエル国籍の男が書類送検されました。

イスラエル国籍の男(50代)は去年1月2日、覚醒剤とコカインあわせておよそ1キロを飲み込み、フランス発の航空便で羽田空港に到着後、体調を崩して機内で倒れ、その後、死亡したということです。

警視庁によりますと、男の体内や下着の中からはラップのようなもので包まれた覚醒剤60個とコカイン29個が見つかったということで、警視庁はきょう、男が覚醒剤を密輸しようとしたとして容疑者死亡のまま書類送検しました。

男の死因は覚醒剤中毒と推定されていますが、解剖の結果からは、ラップ状の包みが破れた形跡はなく、警視庁は、何らかの原因で覚醒剤が体内に溶け出したとみています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2e85aed1649c3e269725806c4a13d623d5ab8d86