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2024.02.14 18:24  NEWSポストセブン

 2月14日、警視庁は2023年3月13日に4歳(当時)の次女・美輝(よしき)ちゃんに薬物などを摂取させ、自宅マンションで殺害した容疑で細谷志保容疑者(37)と夫の健一容疑者(43)の2名を逮捕した。全国紙社会部記者が語る。

「昨年3月13日午前、健一容疑者が『子供の様子がおかしい』と119番通報で事件が発覚しました。救急隊員が自宅マンションにかけつけましたが、美輝ちゃんはすでに意識がなく、その日のうちに亡くなった。事件性があると疑った警視庁が司法解剖を実施。すると、致死量にあたるエチレングリコールと向精神薬の成分が検出されたのです。前者は車の不凍液に含まれる物質で生体に入ることで有害化します。

 誤飲の可能性は低いとみられ、両容疑者はなんらかの方法でこれらを美輝ちゃんに飲ませた疑いが持たれています」

 警察によると健一容疑者は事件への関与を否認し、志保容疑者は黙秘しているという。前出・全国紙社会部記者が続ける。

「2019年3月にも当時生後2か月だった美輝ちゃんを含む両容疑者の子供3人が虐待を受けているとして児童相談所が保護していたこともあり、警察は事件直後から2人の犯行とみて捜査を開始。昨年8月には家宅捜査が行なわれ、度重なる任意聴取にも応じていたが、いずれも黙秘を貫いていた」

 容疑者夫婦は事件現場になった浅草駅から徒歩10分ほどの距離にある10階建てマンションを所有し、最上階で生活。家賃収入だけで200万円近くあったとみられている。さらに浅草駅から徒歩2分の9階建てのホテル『浅草ホテル 旅籠』の経営者でもあり、資産家夫婦だった。2つの物件はいずれも2018年に亡くなった健一容疑者の父から相続している。マンションに住む住人がこう語る。

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