都内に住む夫婦が4歳の次女に対し、車の不凍液に含まれる有害な化学物質「エチレングリコール」などを摂取させて殺害したとして逮捕された事件で、6年前に死亡した親族からも同じ成分を摂取したとみられる所見が確認されたことが捜査関係者への取材でわかりました。

東京・台東区の会社役員、細谷健一容疑者(43)と妻の細谷志保容疑者(37)は、去年3月、次女で4歳だった美輝ちゃんに対し、車の不凍液に含まれる有害な化学物質、「エチレングリコール」などを摂取させて殺害したとして、14日逮捕されました。
調べに対し、健一容疑者は「関与していない」と容疑を否認し、志保容疑者は黙秘しているということです。
容疑者夫婦は美輝ちゃんを含む3人の子どもと5人で生活していたということで、警視庁は当時の育児の実態を調べています。
一方、これまでの調べで、6年前の2018年に健一容疑者の42歳の姉が自宅で急死していたことがわかっていますが、保存されていた臓器の一部を鑑定した結果、「エチレングリコール」を摂取したとみられる所見が確認されたことが捜査関係者への取材で新たにわかりました。
容疑者夫婦には姉が死亡する前にも「エチレングリコール」の購入履歴があり、警視庁は事件との関連について捜査を進めることにしています。

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NHK NEWS WEB
02月15日 06時39分
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240215/1000102070.html