中国企業ロゴ問題 内閣府「資料中身に中国由来ない」、大林氏の解任是非は「調べてから」 規制改革推進室の記者会見要旨(下) - 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20240325-SVSULSYH7RFGRIM4NETGRJNZMA/

規制改革推進室の記者会見要旨(下)
2024/3/25 19:25
奥原 慎平

再生可能エネルギー導入に向けた規制の見直しを目指す内閣府のタスクフォースで提出された資料に中国国営企業「国家電網公司」のロゴマークの透かしが入っていた問題を巡って、内閣府規制改革推進室の山田正人参事官は25日の記者会見で、国家電網公司が日本のエネルギー政策に影響を及ぼしている懸念について「確認していない」と否定した。記者団との主なやり取りは以下の通り。



誤解を与え申し訳ない
──国家電網公司が日本のエネルギー政策に関与しているとの疑惑が指摘された

 「日本と中国は政府レベルでも企業ベースなどでも、さまざまな付き合いがある。不当な影響力の行使を受けたならば、どういう主体でも問題だ。単なる事務ミスかもしれないが、政府として、できる範囲で調べていきたい。国民に誤解を与えていることは申し訳ない」

──野党議員などは「エネルギー政策に特定国が影響を及ぼしているなら看過できない」と問題視している

「そのような懸念の根拠は現時点で確認していない」

──(資料を作成した)公益財団法人「自然エネルギー財団」の大林ミカ事務局長がタスクフォースの民間構成員に選任された経緯は

 「2020年9月に河野太郎氏が規制(改革)担当相に就任し、同年11月にタスクフォースが設置された。その際、再エネに関する有識者を選定したということだ。タスクフォースは法令上の根拠に基づく会議体ではない。規制改革担当相の決済で設置されている」

──民間構成員4人のうち、自然エネルギー財団の関係者が2人だ

「自然エネルギー財団に本籍があるのは1人(=事務局長の大林氏)。もう1人は法政大の高橋洋教授は財団の特任研究員。高橋氏は電力改革に詳しい識者だ」

資料の内容自体は問題ない
──大林氏を解任する考えはあるのか

「まずは事実関係を調べてからだ」

──大林氏は「財団と国家電網公司の関係はない」といっているのか

「現時点で人的・資本的関係はないと聞く。人的なやり取りが最後にあったのは20年1月に国家電網公司の関係者が財団を訪問した際だという」

──河野氏がチェック体制を強化するといっているが、具体的には

「事実関係が分からないと対策の打ちようがない。ある程度は分かっているが。他の事実関係の確認を固めてからになるだろう」

──国家電網公司のロゴ以外の資料に問題はないか

「資料の内容に関しては問題ない」

──大林氏はあえてロゴを載せたのか

「違う。大林氏は中国からスライドについて許諾を受けて提供を受け、結果、そのスライドを使うようになった。それがパワーポイントのテンプレートにロゴが残ってしまったといっている」

研究者間のスライドやり取りある
──コンテンツに中国由来のものはないのか

(略)

※全文はソースで。



※関連
中国企業ロゴ問題 内閣府「意図したものではない」原因究明を急ぐ考え、Xの指摘で判明 規制改革推進室の記者会見要旨(上) - 産経ニュース:
https://www.sankei.com/article/20240325-TLX5VBLGCRAVJGSCG3YOYTN35U/

※関連スレ
内閣府資料に中国国営企業の透かし? 河野太郎氏「チェック体制の不備」釈明も…金融庁や経産省でも見つかる [香味焙煎★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1711334276/

透かし・中国企業ロゴ問題 岸田首相「まず事実確認。不適切な内容が判明すれば厳正に対応」 ★2 [少考さん★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1711371433/