http://www.sankei.com/west/news/170418/wst1704180068-n1.html

 兵庫県洲本市で昨年12月、交際していた同市に住む高校1年の女子生徒=当時(16)=の首を絞め死亡させたとして、神戸家裁は18日、傷害致死容疑で送致された少年(16)を検察官送致(逆送)とする決定をした。

 白神恵子裁判長は決定理由で「首を強く押さえるのは危険で悪質。被害者は落ち度なく生命を奪われた」と述べた。

 決定によると、少年は昨年12月23日午後5時ごろ、女子生徒宅で、ベッドに座っていた生徒を押し倒し、首を手で圧迫して窒息させ、同25日に死亡させたとしている。

 兵庫県警は今年3月に殺人容疑で逮捕したが、神戸地検は「殺意が立証できない」として、傷害致死容疑で家裁送致した。