フランス大統領選の決選投票進出が決まった極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首は、「全てのフランス国民」を代表できる「自由な」候補として大統領選を戦うため、FNの党首を退くことを明らかにした。

ルペン氏はテレビ局フランス2とのインタビューで、大統領候補である自らを軸にフランスの有権者の結集を目指したいと発言。5月7日の決選投票で、独立系のマクロン前経済・産業・デジタル相が約60%の票を獲得し、40%前後のルペン氏に勝利するとの見通しが世論調査で示されていることに言及し、選挙に勝つにはあと「わずか10ポイント少々」の支持が必要だと訴えた。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-04-25/OOXZ2N6TTDSB01