名古屋市のバイオ製品製造業「グローバルエンジニアリング」が、カードをこすり、においをどう感じたかで認知症の疑いを調べることができる簡易キット「もの忘れアルかなチェック はからめ」を販売している。同社の担当者は「いきなり病院に行くのはハードルが高いという声が多い。早期発見のきっかけになれば」とPRしている。

 同社によると、認知症の人は通常より嗅覚の能力が低下していることが多く、症状が悪化するほどその傾向が強くなることが指摘されている。

 同社が専門家の監修を受けて開発、商品化したのは、食べ物や日用品など日常生活でなじみのあるにおいを付けた10枚のカード。表面をこすり、どんなにおいがしたか選択式の回答用紙に書き込んで送付すると、10日程度で結果リポートが届く。自宅で気軽にチェックできるのがメリットだ。


産経

http://www.sankei.com/west/news/170603/wst1706030068-n1.html


簡易キット「もの忘れアルかなチェック はからめ」(グローバルエンジニアリング提供)
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