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【7月9日 時事通信社】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は8日、昨年の米大統領選でドナルド・トランプ氏が共和党候補の指名を確実にしてから約2週間後に長男のドナルド・トランプ・ジュニア氏、娘婿のジャレッド・クシュナー氏、選対本部議長(当時)のポール・マナフォート氏がクレムリンとつながりのあるロシア人弁護士と面会していたと報じた。

 関係者による証言や記録で明らかになったもので、面会は昨年6月9日にニューヨークのトランプ・タワーで行われたという。ロシア政府が米大統領選にトランプ陣営と共謀して介入していたとの疑惑が浮上しているが、ドナルド・トランプ・ジュニア氏がロシア側との会合に同席していたことが分かったのは初めてという。

 ジュニア氏は声明を出し、ロシア人弁護士と面会したことを認めた。また、「短時間の初顔合わせの会合だった」と述べ、主にアメリカ人の家族とロシア人の子供の養子縁組プログラムについて話したと明らかにした。大統領選の話が出たかどうかに関しては言及しなかった。

 また、クシュナー氏の弁護士も声明を出し、面会に「ちょっとだけ参加した」と述べた。(c)時事通信社

2017/07/09 15:53(ロシア)