http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS11H1Z_R10C17A7EE8000/

2017/7/11 19:54

 総務省が11日発表した2016年の個人企業経済調査によると、調査対象の個人経営の事業所のうち「宿泊業、飲食サービス業」の1事業所当たり売上高は前年比9.8%減少した。2年ぶりのマイナス。訪日外国人の増加などを背景に国内の宿泊・飲食業は好調だが、個人経営店には恩恵が及んでいないようだ。

 製造業の1事業所当たり売上高は前年比4.7%増で4年連続の増加。営業利益は2年ぶりに前年を下回り7.4%減となった。卸売業・小売業の売上高は4.8%減で4年連続で減った。サービス業は3.6%増と2年ぶりに増加した。