田子の浦漁協の食堂が一時休業

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3034804321.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

富士市の田子の浦港にあり、新鮮な生しらす丼などで観光客などに人気の漁協の食堂が、
長引くシラスの不漁の影響を受け、16日から一時、休業することになりました。

駿河湾の特産で富士市の田子の浦港に水揚げされるシラスはことし6月、
国の「地理的表示保護制度」で「田子の浦しらす」として新たに地域ブランドに登録されました。
地元の漁協では水揚げされたばかりの「生しらす丼」や、ゆでたしらすを使った
「釜揚げ丼」などを港内の食堂で販売し、土曜日や日曜日には観光客などが
1日400人以上訪れるなど、人気を集めてきました。

しかし、シラスは地域ブランドに登録された6月後半ごろから採れなくなり、
今は、漁に出てもほとんど水揚げのない状況が続いているということです。

漁協では「生しらす丼」の提供をやめ、冷凍保存のしらすを使った「釜揚げ丼」を販売するなどの
対応を続けてきましたが、その在庫も少なくなり16日、食堂の一時営業休止を余儀なくされました。

食堂は机や椅子も片付けられて閑散とした雰囲気で、早朝から、
漁協の職員がチラシを張るなど休業を知らせる対応をしていました。

田子の浦漁協の栗田岳志業務課長は
「食堂が営業できるくらいシラスがとれるような状態になれば、また、営業を再開したいと思います」
と話していました。

10/16 19:01