野田総務大臣は、今回の衆議院選挙で台風の影響によって離島から投票箱が届かず開票作業が大幅に遅れるケースがあったことを受けて、国政選挙では認められていない電子投票やマイナンバーカードを活用した投票の導入に向け研究を始める考えを示しました。

今回の衆議院選挙では、台風21号の影響で離島の投票箱が開票所に届かないなどの理由から、全国12の自治体で開票が翌日に延期されるなど作業は大幅に遅れ、総務省が最終的な開票結果を発表したのは、23日午後11時40分でした。

これについて野田総務大臣は閣議のあとの記者会見で、「今後、このようなことがあってはならない。国政選挙では認められていない電子投票やインターネット、マイナンバーカードを活用した取り組みなどの研究を始めるのが急務だ」と述べました。

配信10月24日 12時30分
NHK NEWS WEB
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