転倒しない自転車 初の実証実験

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20180301/1100001705.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

さいたま市の芝浦工業大学が、走行中の自転車の転倒を防ぐという装置を開発し、
1日、大学生などが参加して初めての実証実験を行いました。

走行中の自転車の転倒を防ぐという装置を開発したのは、さいたま市の芝浦工業大学です。
自転車の荷台に縦横高さがいずれもおよそ40センチの箱形の装置を取り付けると、
センサーが自転車の左右の傾きを感知して、中にある円盤の角度を変えることで自転車を垂直に戻す仕組みです。

1日は大学生や会社員など10人が参加して初めての実証実験を行い、
実際に自転車を走らせてデータをとっていました。
参加した男性は
「自転車がふらつくと自動的に戻してくれるので乗りやすかった」
などと話していました。

警察庁によりますと、去年の自転車の単独事故のうち「転倒」によるものは
1128件で、全体のおよそ7割に上っています。

大学では、重さが60キロある装置を4キロ程度まで小型化したり、
直進以外の動きにもスムーズに対応できるよう性能を向上させたりすることを目指していて、古川修特任教授は、
「お年寄りから子どもまで安全に自転車に乗れるよう、早く実用化につなげたい」
と話していました。

03/01 16:32