横浜銀行と東日本銀行を傘下に収める地銀最大手、コンコルディア・フィナンシャルグループ(FG)が旧大蔵省の支配から脱却する。

 同グループは30日までに生え抜き組が経営のカジをとる新体制への移行を決定。横浜銀ではほぼ70年ぶりとなる「脱・天下り」で新たな成長軌道を探る。地銀の経営力強化をもくろむ金融庁も絡み、舞台裏では激しい闘争が繰り広げられた。

 発火点は昨年12月下旬。コンコルディアFGは社外取締役…

2018/3/30 17:42
日本経済新聞 全文は会員登録をしてお読みいただけます
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28801060Q8A330C1EA1000/