逃亡の中核派かくまった罪で実刑

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/osaka/2004176771.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

昭和46年の「渋谷暴動事件」で、警察官を殺害したとされ逃亡を続けていた過激派
「中核派」の仲間をかくまった罪に問われた男に対し、大阪地方裁判所は
「逃走の手助けに重要な役割を果たした」として懲役1年8か月の実刑判決を言い渡しました。

「中核派」のメンバー、鈴木哲也被告(53)は、昭和46年の「渋谷暴動事件」で
警察官を殺害したなどとして指名手配された同じ中核派の大坂正明被告(68)を
広島市内のマンションにかくまった罪に問われています。

大坂被告は40年以上の逃亡生活の末に去年、逮捕・起訴されました。

検察は「鈴木被告がかくまって食料や生活用品などを調達していた」として懲役2年を求刑し、
被告側は「一緒にいたのが大坂被告とは知らなかった」などと無罪を主張していました。

27日の判決で大阪地方裁判所の伊藤寿裁判長は、
「他人名義で借りた部屋で80日余りにわたって、ともに生活し、
室内には大坂被告について書かれた中核派の機関紙などがあった。
一緒にいた人物が大坂被告だと認識していたとみるのが自然で、逃走の手助けに重要な役割を果たした」
として、鈴木被告に懲役1年8か月の実刑を言い渡しました。

04/27 17:49