http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3034761401.html

05月17日 19時15分
新東名高速道路の浜松サービスエリアに隣り合う場所に、ことしの夏ごろ、会社を問わず利用可能な物流の中継拠点が設けられることになりました。

物流の中継拠点を整備するのは、中日本高速道路と袋井市の運送会社「遠州トラック」です。
中日本高速道路によりますと、中継拠点は新東名高速道路・下り線の浜松サービスエリアと隣り合う敷地に設けられます。
この中継拠点で、長距離トラックを運転するドライバーの別のトラックへの乗り換えや、積み荷の交換ができるようにするということで、人手不足による長時間労働といったドライバーたちの負担を軽減する狙いがあるということです。

中継拠点の利用にはあらかじめ予約が必要ですが、トラック1台につき600円を支払えば会社を問わず利用が可能です。
中日本高速道路によりますと、会社を問わず利用できる物流の中継拠点の設置に高速道路会社がかかわるのは全国で初めてだとしています。

中継拠点の利用開始はことし夏ごろだということで、中日本高速道路では「高速道路の利便性向上を通して物流業界の働き方改革も支援したい」としています。