ジョージアの伝統ワインを味わう

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20180623/1040002962.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

「ワイン発祥の地」ともいわれる旧ソビエト・ジョージアの
伝統的な製法でつくられたワインを味わう催しが、山梨県甲州市で開かれました。

甲州市にあるワイナリーでは、去年の秋に収穫した甲州ぶどうを、ジョージアから取り寄せた
「クヴェヴリ」と呼ばれる高さ1メートル70センチほどの素焼きの「かめ」を使って仕込みました。
これは「ワイン発祥の地」ともいわれるジョージアの伝統的な製法で、
しぼった果汁に加え、ぶどうを房のままかめに入れて、6か月、熟成させたということです。

23日はぶどうの生産者やワイナリーの常連客など30人が招待され、
この製法で作られた白ワインの味を楽しみました。
「クヴェヴリ」で作るワインは、凝縮感のある味に仕上がるのが特徴ですが、
仕込む際に醸造用のタンクのような温度を管理する機能がないため
ぶどうの収穫期を調整するなどの工夫が必要だということです。

催しに参加した神奈川県の50代の女性は、
「飲んだあとにフルーティーな香りが口の中に広がり、おいしいです」
と話していました。

ワインを作った「大和葡萄酒」の萩原保樹社長は、
「今までとは明らかに違うワインで、楽しむ幅が広がると思うので、
新しい市場の開発も期待できそうです」と話していました。

06/23 17:00