7月3日の北海道は、記録的な大雨となったところもあり、各地で大雨による影響が出ています。

 留萌市では、24時間の雨量が146ミリと観測史上一番の雨が降るなど、北海道北部を中心に、18地点で100ミリを超える大雨となりました。

 留萌市では、土砂崩れが9か所で発生したほか、隣の小平町では、国道に土砂が流れ込んだため、現在、通行止めとなっています。

 また、留萌市内を流れる留萌川で、一時、氾濫危険水位を超えたため、幌糠地区、峠下地区、藤山地区に避難指示が発令されています。

 林亮太カメラマン:「川が氾濫し、畑と川の境目が分からないほどになっています」

 また、空知の雨竜川と石狩川が相次いで氾濫し、周辺の水田や畑が水に浸かりました。

 川の氾濫によるけが人などは出ませんでしたが、3日午後3時50分現在も、ポンプ車による排水作業が行われています。

 この大雨で、旭川市や深川市など道内少なくとも22件で床上・床下浸水が発生、現在も6市町の一部地域に避難勧告が発令されています。

 JR北海道は、留萌線と富良野線が終日運休を決めている他、旭川と札幌を結ぶ列車などを中心に特急・普通列車あわせて170本で運休していて、今夜にかけて影響が続く見込みです。

2018年7月3日16:42
北海道ニュースUHB
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