https://mainichi.jp/articles/20181004/k00/00m/040/070000c

JR東日本
次世代新幹線「ALFA−X」デザイン発表
毎日新聞 2018年10月3日 20時28分(最終更新 10月3日 22時11分)

 JR東日本は3日、来年5月から試験運転を開始する次世代新幹線「ALFA−X」(アルファエックス、10両編成)のデザインと設計概要を発表した。

 北海道新幹線の札幌延伸開業をにらみ、最高速度は現在の新幹線より40キロ速い360キロ。車両の先頭形状は「E5系」(はやぶさ)とほぼ同じ16メートルと22メートルの2種類を製作し、トンネル突入時の微気圧波を抑制する。

 車体は明るいメタリックで、横にグリーンのラインを入れる。地震発生時に停車距離を短縮する空力抵抗板ユニットを車体の屋根に設置するほか、地震動から車体の揺れを抑制する脱線防止装置など新技術を搭載する。今後、将来的な自動運転を前提に加減速などの試験を行う。
【斉藤正利】

来年5月から試験運転を開始する次世代新幹線「ALFA−X」=JR東日本提供
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