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ことしのノーベル医学・生理学賞に京都大学特別教授の本庶佑さんが選ばれたあと、病院のがん相談窓口などには受賞理由となったがんの治療薬を使いたいという問い合わせが多くなっていて、スタッフは、保険診療となるのは胃がんや肺がんなど特定のがんのうち一定の条件の患者に限られることなどを説明しています。

全国にあるがんの拠点病院には、患者や家族から治療などの相談に応じる窓口が設けられています。

このうち東京 中央区の国立がん研究センター中央病院の相談窓口では、ノーベル医学・生理学賞の発表があった今月1日以降、寄せられる相談の8割以上が本庶さんの受賞理由となったがんの治療薬、オプジーボに関するものだということです。

多くは、がん患者が「自分もオプジーボを使いたいがどうすればよいか」というもので、スタッフはがんの状態などを聞き取りながら「オプジーボの投与で保険診療となるのは、皮膚がんのうちの悪性黒色腫のほか、胃がんや肺がんの一種など特定のがんで、手術ができなかったり、再発や転移したりした患者などに限られる」と説明していました。

医療機関の中には、有効性が科学的に証明されていない免疫療法を行っているところもあり、相談窓口では、手術や抗がん剤など標準的な治療の選択肢がなくなり、自由診療の免疫療法を検討するときは、公的制度に基づく臨床試験などを熟知したがん拠点病院の医師にセカンドオピニオンを求めるよう呼びかけています。

国立がん研究センターがん対策情報センターの若尾文彦センター長は「オプジーボにも副作用のおそれはあるほか、効果が出るのは投与した患者の2割から3割で、誰にでも効果があるものではない。治療法の選択は信頼できるがんの専門医とよく相談することが重要だ」と話していました。

2018年10月4日 18時14分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181004/k10011658361000.html

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