日本企業による国境を越えたM&A(合併・買収)が加速している。1〜10月の海外企業買収は件数・金額とも過去最高を更新。米国を中心に金利が上昇基調の中、日本の低金利という資金調達環境を生かし、M&Aをテコにグローバル展開を急ぐ企業が目立つ。けん引するのが全体の3分の1を占める対米M&Aで1990年のバブル期の件数を28年ぶりに更新する見通しだ。

調査会社のレコフデータによると、今年1〜10月の日本…

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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37938260Z11C18A1MM8000/