戒名って必要なの? 金額のランクに不満も…仏教界は


 性的少数者への関心が高まるなか、男女で違いがある「戒名」について
仏教界が議論を始めた――。そうした動向を記事にしたところ、
フェイスブックやツイッターで多くの反響があった。
そもそも、戒名は何のためにつけるのか。専門家に話を聞いた。

「戒名で性別分かってしまう」性的少数者を仏教界も尊重

 戒名は仏の弟子になった証しだ。宗派によって異なるが、位号と呼ばれる
部分に、男性は「居士(こじ)」「信士(しんじ)」、
女性は「大姉(だいし)」「信女(しんにょ)」などとつけ、男女で違いがある。
心と体の性が違う人にはどうしたらいいか仏教界が悩んでいる。
記事は、こんな内容だった。

 19日に朝日新聞デジタルで紹介すると、フェイスブックのシェアは
1900件を超えた。「性別に関係のないニュートラルな戒名を開発して
ほしい」といった反応に加え、「戒名はいらない。付けてもらうのに
お金のランクがある」といった不満の声が上がった。

 日本仏教における供養の歴史に…(有料会員限定記事 )


朝日新聞・岡田匠(2019年1月26日12時07分 )
https://www.asahi.com/articles/ASM1R7SW2M1RPTIL03S.html?iref=comtop_8_02

仏壇店に並ぶ位牌(いはい)。戒名が見本として示されている
=2019年1月24日、大阪市、岡田匠撮影
https://www.asahicom.jp/articles/images/c_AS20190125001172_comm.jpg