北海道北広島市で平成35年の開業を予定するプロ野球日本ハムの新球場「北海道ボールパーク(仮称)」を巡り、JR北海道の島田修社長は27日、最寄りの千歳線北広島駅を改修して利用者増加に対応する考えを示した。北広島市が要望する新駅設置については、引き続き協議するとした。市や球団、ボールパーク準備会社、JRの4者が市役所で開いた会談の終了後、記者団の取材に答えた。

 島田社長は「新駅設置については今後、費用負担の在り方も含め協議を進める。北広島駅の改修にしっかり取り組む」と話し、35年までにコンコースの拡張や、駅と新球場を結ぶシャトルバスの動線整備をするとした。

 新球場の建設予定地と北広島駅は約1・5キロ離れており、徒歩で20分程度かかる。市はより近い場所に新駅を設置するようJRに要望している。

2019.2.27 17:19|
産経新聞
https://www.sankei.com/politics/news/190227/plt1902270018-n1.html