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三重県の高速道路で、トラックなど5台が絡む多重衝突事故があった。見通しのよい直線の道路で、なぜ事故は起きたのか。現場近くにいた車のドライブレコーダーが、その瞬間をとらえていた。

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新名神高速道路で25日に起きた追突事故。

ドライブレコーダーがトラックの追突をとらえた。まず、青のトラックが前方の白いトラックに追突。その衝撃で、白いトラックはさらに前の車にぶつかった

撮影者「ガシャガシャガシャーンって音がした。金属がお互いにぶつかり合う音、すごい音でした」

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25日、神戸と三重を結ぶ新名神高速道路の三重県・亀山市にある亀山ジャンクションの近くで事故は起きた。

午後5時前に起きた追突。目撃者は、事故直後に110番通報した。

撮影者の妻「新名神の亀山ジャンクション手前なんですが」

撮影者「上り方向」

撮影者の妻「上り方向です。トラックとの多重」

撮影者「トラック玉突き」

合わせて5台が絡む事故となった追突。

撮影者「あと数秒、ここを通過するのを遅れていたら、巻き込まれていたのでぞっとした」

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この事故で、最初に追突されたトラックの運転手が車体に体を挟まれるなどして、骨盤を折るなど重傷だが、意識はあるという。

NEXCO中日本によると、現場周辺は急なカーブもなく、見晴らしのよい直線の道路だという。

調べに対し、事故を起こした運転手は「脇見をしていた。前の車に気付いてブレーキを踏んだけど間に合わなかった」と話している。

警察では、過失運転致傷容疑での書類送検を視野に捜査しているという。

2019年2月27日 18:33
日テレニュース
http://www.news24.jp/articles/2019/02/27/07418485.html?cx_recsclick=0