関西経済界からセブン本部批判「自分ならこんなことで」


 24時間営業をめぐり、セブン―イレブン・ジャパン本部と
大阪府東大阪市の店舗オーナーが対立している問題で、
関西経済同友会の幹部らが28日の会見で、本部側の対応を批判した。

 りそな銀行副会長の池田博之代表幹事は、「少子高齢化などの
しわ寄せが現場に出ている。いまの日本を象徴している問題だ」と
指摘。本部が店主に契約解除と違約金1700万円を求めた点をあげ
「自分なら、こんなことで(違約金を)求めるのかと言ったと思う」
と話した。

 コクヨ会長の黒田章裕代表幹事も「人手がなくて店を開けて
いられなければ、閉めざるを得ない。それを邪魔するのが契約かと
思う。(契約という)技術的に正しいかもしれないが、
一拍置くべきではないかと判断を下せないのはさみしい」と語った。


朝日新聞・伊沢友之(2019年2月28日20時09分)
https://www.asahi.com/articles/ASM2X5GDYM2XPLFA00C.html?iref=comtop_8_03