https://jp.reuters.com/article/idJP2019060801002151

国内社会ニュース(共同通信)
2019年6月8日 / 12:10 / 2時間前更新
定規で測って計算と防衛省
共同通信

 防衛省の五味賢至戦略企画課長は8日、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備計画を巡り、陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)を「適地」とした防衛省調査に誤りが見つかった問題で、山の仰角を計算する際、「高さ」と「距離」の縮尺が異なっていることに気付かないまま、定規で測って計算するなどしたため数値に誤りが生じたと明らかにした。秋田市内で記者団に語った。

 五味課長によると、米グーグルの衛星写真を利用したサービス「グーグルアース」を地図のデータとして使用。仰角の計算に用いた「高さ」と「距離」の縮尺が異なっていることに気付かず定規で測り三角関数を用いて計算した。

【共同通信】