2019年6月12日 10時30分
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世界最多出品酒数を誇る、世界一美味しい市販の日本酒を決める品評会「SAKE COMPETITION 2019」表彰式がザ・ペニンシュラ東京で開催され、全7部門と特別賞、および「おつまみグランプリ」の結果が発表された。

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2012年からはじまり今年で8回目の開催となるSAKE COMPETITIONは、市販日本酒のみを審査対象とした品評会。銘柄を隠して審査が行われるため、ブランドに左右されることなくどのブランドも1位をとるチャンスがあることが特徴となっている。審査は「純米酒部門」、「純米吟醸部門」、「純米大吟醸部門」、「吟醸部門」、「Super Premium部門」、「スパークリング部門」、「海外出品種部門」の7部門で、2018年7月1日から2019年12月31日までの期間に実際に販売されているか、販売予定のある清酒が対象となる。今年は出品蔵数426蔵、出品酒総数は1919点と前年を上回る規模となった。

同コンペティションに携わる中田英寿の発案で2016年に設立された、720mlで小売価格が税別1万円以上、1800mlで1万5000円以上の清酒が対象となる「Super Premium部門」第1位は、山形県・高木酒造の「十四代 龍泉」が受賞。プレゼンターを務める中田から蔵元の代表者へトロフィーが手渡された。

中田は「今年は非常にお米が難しかったのか、いい日本酒を作るのがなかなか難しい年なんだろうなというのは予審や結審を見ていて感じる面がありました。その中で、自分が日本酒に入ったきっかけである高木酒造の『十四代』がこの部門で1位をとったのは、個人的な感想になりますが非常にうれしいです」と称え、「国内だけではなく日本酒がこれから世界市場を担っていく上で、SAKE COMPETITIONが担う役割、蔵元の皆さんが(日本酒)文化を引っ張っていく役割は大きいと思っています」と、伸張する日本酒市場への期待を見せた。

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