都市部に暮らす小学生の8割が、平日は全く外遊びをしない−。

子供の遊び場について研究している木下勇・千葉大教授の研究室の調査から、そんな実態が浮き彫りになった。背景にあるのはお稽古通いやゲームの浸透、公園や路地などの遊ぶ場の減少など。木下教授はその解決策に、遊び道具を積んだ「プレーバス」の普及を提案している。(津川綾子)

「平日、うちの子はほとんど外遊びをしない」

こう話すのは3児を育てる神奈川県藤沢市の母親(44)だ。「すべり台ですべる以外の遊びをすると、やめなさい、と注意される。木登りしても怒られる。今の子はけっこう窮屈」と母親は話す。公園には不特定多数の出入りもあり、なかには不審な人物の姿も。「不安なのでその公園には子供だけで行かないように、と禁止した」と話した。

こうした状況について、日本学術会議「子どもの成育環境分科会」の委員長も務める木下教授は「今や子供にとって外遊びは日常的に気軽に行われる行為ではなくなっている」と説明する。木下教授の研究室の寺田光成さんが平成30年に都市部(千葉市)と農村部(群馬県みなかみ町)で、小学生計586人に平日放課後の遊びについて調査をしたところ、都市部で8割、農村部で6割が、平日放課後に全く外遊びをしていない、と答えた。

子供が外遊びをしない理由は何か。木下教授は、禁止事項や老朽化遊具の撤去などで公園が子供に魅力的ではなくなったこと、室内のゲーム遊びが常態化していること、放課後は習い事の予定があり、スケジュール管理が母親に委ねられていること−などを挙げる。寺田さんも、「外に友達がいないから外に出る理由がない」と小学生が話すのを聞いたという。

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