金閣寺前の信号、3カ月逆さまだった 運転手もびっくり

 京都市北区の金閣寺前の交差点の縦型の予告信号が約3カ月間、業者の設置ミスでさかさまになっていたことがわかった。
 京都府警が取材に明らかにした。本来は上から「赤黄青」の順だが、「青黄赤」になっていた。
 府警は17日、正しい向きに直した。
 信号を見間違ったことによる事故は確認されていない。

 交通規制課によると、府警から受注した業者が3月23日、電球式の信号をLED式に取り換えた際、向きを誤った。
 道路交通法の施行令では、縦型信号は「上から赤黄青」と規定されている。

 近くに住むタクシー運転手の男性(48)は「毎日この道を通るが、まったく気がつかなかった。赤か青かは気にするけど、信号の上下なんて意識していないからね。こんなことがあるなんて驚き」と話した。

朝日新聞DIGITAL 2019年6月19日13時44分
https://www.asahi.com/articles/ASM6L624MM6LPLZB019.html