https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190723/k10012005461000.html

中国国営の新華社通信は、首相や全人代=全国人民代表大会のトップなどを歴任した
李鵬氏が22日、死去したと伝えました。90歳でした。

李鵬氏は1988年から10年間にわたり首相を務め、89年の天安門事件の際には、
北京で戒厳令を発動し民主化運動を行う学生らに対する武力鎮圧につながりました。

98年からは、江沢民元国家主席のもとで全人代トップの委員長に就任し、
2002年には日中国交正常化から30年となるのを機に、日本を訪問して日中関係の強化を確認しています。

新華社通信によりますと、李鵬氏は病気のため北京で治療を受けていましたが22日夜遅く、死去しました。