23日午後3時10分ごろ、神戸市垂水区五色山の市道交差点で、軽トラックが横断歩道付近を歩いていた母親(33)と乳幼児2人の親子3人をはねた。母親は重傷とみられるが、3人とも搬送時に意識はあり、命に別条はないという。兵庫県警垂水署は自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で、軽トラックを運転していた同区学が丘の自営業、島田善夫容疑者(64)を現行犯逮捕した。

 同署によると、はねられたのは母親と男児(4)、1歳未満の女児。軽トラックは3人をはねた後、数十メートル直進。右折待ちだったタクシーにぶつかり停止したという。タクシー運転手の男性と客の女性の2人も軽傷を負った。

 島田容疑者は「車を道の左側に寄せて進んだらはねた」などと供述しており、同署が詳しい事故原因を調べている。

 現場は車線のない道路で交差点に信号機は設置されていなかった。

2019.8.23 20:49 産経WEST
https://www.sankei.com/west/news/190823/wst1908230033-n1.html