高速道「対面2車線」880キロを4車線化へ
14 時間前
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20190904-OYT1T50234

 国土交通省は4日、全国の高速道路で対面2車線になっている区間のうち、渋滞や事故、被災の恐れが高い31道府県の122区間計約880キロを4車線化する方針を明らかにした。事業費は約4兆4000億円になると見込まれ、今後10〜15年かけて整備する。

 同日開かれた社会資本整備審議会の国土幹線道路部会で示された。全国の高速道路は約1万2000キロあり、この中には、4車線で計画したが費用対効果を踏まえ暫定的に2車線で開通した区間が約4400キロある。国交省はこのうち、対面で有料の約1600キロから約880キロを優先整備区間として選んだ。主な対象路線は、道東道、常磐道、東海北陸道、舞鶴若狭道、米子道、徳島道、東九州道など。