那覇市にある首里城で起きた火災で、城を管理する財団は、焼け跡に残った文化財の収蔵庫を確認した結果、
1000点余りが焼失せずに残っていたことを明らかにしました。

ただ、2つある収蔵庫のうちの1つには、消火活動の際の水が入り込んでいたということで、
財団は今後、文化財の状態などを確認することにしています。

先月31日、那覇市にある首里城で起きた火災では、城内の建物に次々と火が移り11時間にわたって燃え続け、
「正殿」など城の主要な建物が全焼しました。

首里城内では絵画や漆器など1500点余りの文化財が保管されていましたが、
全焼した正殿に展示されていたものなど少なくとも420点余りは焼失したとみられています。

一方、全焼するなどした「南殿」と「寄満」という建物にそれぞれある耐火性の高い収蔵庫に、
残る1000点余りが保管されていて、城を管理する沖縄美ら島財団は2日、扉を開けて内部を確認した結果、
すべて焼失せずに残っていたことを明らかにしました。

このうち、南殿の収蔵庫内は外見上は被害が見られませんでしたが、
「寄満」の収蔵庫は内部に消火活動の際の水が入り込み、床がぬれた状態だったということです。

財団は、今後、専門家とともに文化財の状態などを確認することにしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191102/k10012162261000.html

収蔵庫以外に保管していた、琉球国王を務めた尚家の資料など407点の一部は焼失した可能性が高いと財団はみている。
正殿の扁額(へんがく)「中山世土(ちゅうざんせいど)」など常設展示品も焼失した可能性が高いという。

https://www.asahi.com/articles/ASMC34WVHMC3TPOB004.html

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