新型コロナウイルスの感染が相次いだクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、健康観察が続いたうえ、検査で陰性が確認された乗客の下船が、19日から始まった。

一方、19日未明、愛知・岡崎市の医療センターに到着したクルーズ船の乗客32人のうち、4人に肺炎の症状があり、別の医療機関で治療を受けている。

ダイヤモンド・プリンセス号の乗客32人は、19日午前2時すぎに、藤田医科大学岡崎医療センターに到着した。

その後、会見を開いた藤田医科大学は、32人の中に肺炎の症状がみられる人が4人いて、別の医療機関へ搬送したことを明らかにした。

藤田医科大学病院・湯沢由紀夫病院長「ある一定の体温の上昇、体のだるさ、倦怠(けんたい)感と脱力感がある、こういった症状をお持ちの方が2人いる」

残る28人は、建物の4階と5階に入居し、決められたエリアの中で過ごす。

センターでは、あわせて170人を受け入れる予定で、19日も午後には別の乗客らが到着するという。

2/19(水) 17:02配信
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