JR東日本で1日1万人以上が乗車する駅のうち、関東の都市部にある83駅で、乗降に介助が必要な車いす利用者に事前連絡を求めていることが1日、分かった。合理化により駅員不在の時間を設けているためで、東京五輪・パラリンピックを機に進むバリアフリー化に逆行するとして、障害者が抗議の声を上げている。

 JR東は2014年以降、改札機などの遠隔操作装置を導入し、早朝を中心に改札口の「無人化」を進めている。

 18年度に1日平均1万人以上が乗車した管内287駅を調べると、東京都と埼玉、千葉、神奈川各県の少なくとも83駅で車いす利用者に原則、前日に連絡するよう求めていた。
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