三陸鉄道は23日、盛岡市内で取締役会を開き、2019年度の決算見通しを報告した。県と沿線自治体からの補助金により、最終(当期)損益は4年ぶりに黒字となる1億3263万円を計上した。

三鉄によると、リアス線が開通した19年3月以降、乗車人数は10万人前後と好調だった。しかし同年10月の台風19号で被災し、一時は7割の区間が不通になった。乗車人数は約半分に落ち込み、運賃収入も減少した。

中村一郎社長は「多くの人に利用してもらう取り組みが必要だ。台風でどん底に突き落とされたが、全線再開も果たしたので、来年度につなげたい」と話した。

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3/24(火) 8:59配信

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