（ブルームバーグ）： トランプ政権は米大手航空会社12社に対し、新型コロナウイルス危機時の給与補助として連邦政府から受け取る支援金の一部を返済するよう求める。

事情に詳しい関係者２人によると、１億ドル（約108億円）超の給与補助を受ける予定の大手航空会社は、支援金の３割を低利融資を通じて５年以内に返済が必要な支援パッケージを提示されている。

３月27日に成立した新型コロナの景気対策法に基づく支援金の迅速な給付を求める陳情が相次ぐ中、ムニューシン財務長官は10日に航空会社に電話でこうした条件を提示し始めた。関係者は匿名を条件に明らかにした。

トランプ大統領は今週末に支援案について航空会社首脳と協議する考えを示した。

4/11(土) 17:53配信
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